「奥山方広寺」を歩いてみました

駐車場から歩くと門前通り。
門前には油揚げ屋さんやおそば屋さんなどがあり、お昼時ともなればいい香りがただよいます。

参道入り口となる【黒門】をくぐります。



【山門】を過ぎ、いよいよ緑深き山のお寺「奥山方広寺」へ向います。

山門から本堂に続く道沿いには表情豊かな「五百羅漢」さんが出迎えてくれます。
三河の石匠親子二代によって作られ明和7年に完成しました。
自分に似た羅漢さんを見つけると10年寿命が延びるのだとか。
身近な人の顔を探しながら歩くのも楽しそうですね。
道中右手に架かる石橋の上の羅漢さまは、時には三体、時には五体となるそうで方広寺の不思議の一つとなっています。
これは行くたびチェックしてみたいものです。
緑豊かなマイナスイオンたっぷりの参道を歩いていきます。
緑深い奥山の空気は澄んでいて、ゆっくりと歩きながら深呼吸などして気分転換をするのにはもってこいです。

応永8年(1401年)に建立された県下最古の木造建築物「七尊菩薩堂(国指定文化財)」があります。
急な石段の上に見えるのは拝殿です。この奥に七尊を祀った「こけら葺き流造」のお社があります。


左手にとると色彩が鮮やかな三重塔があります。


こちらは「勅使門」です。皇族の方々がみえられた時に通る門です。

この前を通り、さらに奥に進むと「半僧坊真殿」へ。鎮守半僧坊大権現をお祀りしています。
明治14年の大火直後に三河の工匠によって建てられた権現造りの建物です。
軒下では登り竜と降り竜がお出迎えしてくれます。 生き生きとした躍動感があり見事です。



半僧坊真殿の左手奥から、さらに「奥の院」へ続く道を行ってみました。
赤い橋を渡り、15分ほど急な坂道を歩くとお社に到着です。
ここまで来ると本当に山の奥まで来たんだなぁと実感します。

戻り、改修工事中の「大本堂」の前を通り、観音堂などを拝観をするため庫裡で受付をします。
通常は本堂に安置されている ご本尊の釈迦三尊像が、改修工事のため、近くでお参りできます。
(平成22年3月31日までの特別展)
中央のお釈迦さまは、宝冠を頂き、首飾りや腕飾りをされているのが特徴で、大変美しいお姿をされています。
右の文殊菩薩と左の普賢菩薩は、表情豊かな獅子と象に乗られて両脇に控えています。
瓦やしるしに見られる菊の御紋は、開山の無文元選禅師が後醍醐天皇の十一番めの皇子であるためです。

観音堂は三十三ケ寺の観音様が祀られています。
また閻魔様以下十王と脱衣婆さんもお参りすることができます。



開山堂は開山円明大師の尊像が安置されています。
開山堂の正面には勅使門があり、貴重な門を内側から拝見できます。

鎮守半僧坊大権現をお祀りしている半僧坊真殿をお参りします。

煌びやかで荘厳な雰囲気が漂います。
真殿外の欄間は、雅楽楽器が彫られており、笛や琴、太鼓などが見られます。

改修中の本堂の裏を通り、上天台舎利殿へ向かう階段を上がります。
舎利殿の横には涅槃の庭と、その上方には開祖無文元選の御廟があります。


舎利殿から眺める景色は美しく、遠くに三重塔が見えます。
奥山方広寺 主な年間行事
| 1月1日~15日 | 初詣 |
| 2月16日 | 火防祭 |
| 4月21日、22日 | 開山忌 |
| 8月20日頃 | 夏期講座 |
| 10月第3土日 | 半僧坊大権現大祭 |
